日韓文化交流基金JENESYS2023 大学生訪韓団に本学学生が参加しました。

2023.10.16

日韓文化交流基金JENESYS2023 大学生訪韓団に本学学生が参加しました。

　日韓文化交流基金JENESYS2023 大学生訪韓団に本学デザイン工学部2年生が参加しました。大学生訪韓団は、韓国市民との交流等を通じて、韓国の歴史や社会、文化等を学びながら、日本の大学生代表として、日本の魅力や日韓間における相互理解の促進することを目的としています。

日韓文化交流基金JENESYS2023 大学生訪韓団について

　参加学生の体験談は以下のとおりです。法政大学では、今後も対日理解促進交流プログラム「JENESYS2023」への学生参加を推奨してまいります。

体験談（デザイン工学部システムデザイン学科2年）

　私は2023年9月11日〜9月19日の期間に、大学生訪韓団として韓国を訪れました。このプログラムで印象的だったことは２つあります。
　１つ目はソウル大学の学生との交流で、日韓関係について文化的側面や、社会情勢に基づいた議論を交わしたことです。ソウル大学の学生は日韓の歴史や情勢に対して、感情的な思いや情緒的な思いで物事を判断せず、自分たちの意見を述べている姿がありました。これから若い世代が良好な日韓関係を構築していく上では、このような姿勢は必要不可欠なものだと感じました。
　２つ目は、地方都市の活性化に寄与しているコモンズフィールド春川を訪れたことです。ここでは、春川で起業している若い起業家の方々のお話を聞きました。これからさらに少子高齢化が進む地方都市において、若い世代が地域に活力を持たせるために取り組んでいる姿がとても印象的でした。
私たちが普段触れることのある韓国はごく一部に過ぎません。これから若い世代が日韓関係を良好にしていくためには、商業的な関わりだけでなく、より深い部分での文化理解を行う必要があると思います。そのためには日韓双方に関心がなければ成立しません。今回の訪韓で得た一次情報を大切にし、情報発信や自分なりの視点で文化の理解を深め、より多くの人に日韓関係に対する関心を持ってもらえるきっかけを作っていきたいと思います。