Our Activity
JENESYS2024大学生訪韓団(25年3月)に本学学生が参加しました。
2025.03.26

JENESYSは、日本とアジア大洋州、北米、欧州、中南米の各国・地域との間で、将来を担う人材を相互派遣し、お互いの国への理解を深め、見聞したり学んだりしたことを積極的に情報発信することで、我が国の外交基盤を草の根レベルで拡充することを目的とした外務省の対日理解促進交流事業です。
この度、対日理解促進交流プログラム「JENESYS2024大学生訪韓団」に、本学理工学部4年生が参加しました。
参加学生の体験談は以下よりご覧いただけます。
体験談(理工学部応用情報工学科4年)
私は今回、韓国の文化を学ぶために訪韓団に参加しました。この訪韓を通して学んだことを紹介します。
私が一番印象に残ったことは言語についてです。韓国では公用語として韓国語が使用されています。文字はハングルです。韓国語は漢字由来の言葉が多く、日本語と発音や定義が似ている単語も少なくありません。訪韓するまで現代の韓国では漢字が全く使用されてい
ないと思っていましたが、実際に韓国に行ってみると街中に漢字の看板が多く見受けられました。歴史的な建造物はもちろん、アパートや飲食店の看板にまでハングルが使用されていました。若者が多く行くようなカフェやカラオケの店名が漢字で表記されていることも
あり、漢字を使うことがオシャレという認識があるのではないかと感じました。釜山大学校では校舎に書かれている建物の名前が漢字表記のみでした。通訳の方にお伺いした所、現在ほとんどの韓国人は漢字を使わないようです。しかし漢字が使用されていた歴史を様々な
場面で実感することができました。京福官に訪問した際にはガイドの方にハングルが実際に作られた歴史を説明していただきました。文字を作るにあたり、様々な国で様々な言語について研究した結果ハングルが作られたそうです。日本語のひらがなが漢字から作られた
こととは全く異なる歴史を持つことを知りました。現代では使用する言語や文字の変化を想像することが難しいですが、今回の訪韓では文字の変化とともに韓国の歴史に対する理解を深めることができました。
このように実際に韓国に行くと自分が思っていた以上に日本と文化が似ている部分や全く異なる部分を体感することができました。今後も更なる訪韓や学習を通して、両国の文化の違いをより深く理解したいと感じました。
理工学部応用情報工学科4年 長谷川 碧

