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第42回 留学生日本語スピーチコンテストを開催しました

2025.12.17

12月13日(土)に留学生日本語スピーチコンテストを開催しました。

本コンテストは、各留学生が2名ほどの日本人スタッフとチームを組み、チームでスピーチ作成や練習を行っていく点が特徴です。
今回はアメリカ、ベトナム、ミャンマー、マレーシア、韓国、中国、台湾出身の12名の留学生が「日本のよいところ・よくないところ」をテーマにスピーチを披露しました。

短い準備期間の中で、留学生と日本人スタッフが工夫を重ね、イントネーションなどの細かな点にもこだわりながら日本語でのスピーチ練習に取り組んできた様子がうかがえました。
また、留学生一人ひとりの独自の視点から、日本の魅力や改善すべき点が語られ、聞く側にとっても多くの気づきを得られる、非常に意義深いコンテストとなりました。

どのスピーチも甲乙つけがたい素晴らしい内容で、審査は難航しましたが、入賞者は以下のとおり決定しました。

【第1位】  アイビー ティン メン イン さん  (マレーシア出身)
       「私が日本で感じた魅力と、私たちが向き合うべき課題」

【第2位】 リ ペイイン さん  (台湾出身)
      「日本の有声と無声」

【第3位】 リュウ ロ さん  (中国出身) 
      「 『便利さ』の裏にある、『不便さ』とは?」

参加された留学生および学生スタッフから、以下のような声が寄せられました。

<参加した留学生の声>
「緊張しましたが、非常に楽しかったです。チームメンバーと色々交流したり、助けをもらえたり、非常にいい思い出になりました。」
「It was cool to listen to different opinions and experiences from other foreign students.」
「コンテストに参加してから、自分は特にアクセントがまだまだ上手ではないということに気づくようになり、参加してよかったと思います。」

<学生スタッフの声>
「日本人スタッフにとっても、留学生にとっても、お互いの文化交流・語学力向上において貴重な経験になります!」
「想像以上に、留学生のみなさんが堂々と暗記し、心のこもったスピーチをしていて感銘を受けました。同時に、自分自身も何かに挑戦したいと刺激を受けました。」
「話す人が何を大切にし、どのような思いで言葉を選んでいるのかを一緒に考える時間が、とても大切だと感じました。少し言い換えるだけで雰囲気が変わり、『これなら言えそう』と安心してもらえた瞬間は、とても嬉しかったです。サポートする立場ではありましたが、逆に多くのことを学ばせていただきました。」

本コンテストを通じて、参加者それぞれが多くの学びや刺激を得られた様子がうかがえます。

また、今年度は新たな取り組みとしてオンライン配信を実施し、会場にお越しになれない方にもコンテストの様子をご覧いただきました。
当日の様子は、以下より録画配信も行っておりますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
(視聴用パスコード:$zzA$Q4@)

次年度以降も開催予定ですので、興味のある方はぜひ参加してください。

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