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『タイで学ぶ!! 食と私たちのサステナビリティ』短期留学プログラムに本学学生が参加しました。

2025.03.19

Global Synergy Project※の一環として、明治大学が主催する『タイで学ぶ!! 食と私たちのサステナビリティ』短期留学プログラムへ本学より2名の学生が参加しました。

※Global Synergy Projectとは、実際の留学とオンラインでの学びを組み合わせ、より効率的な学びを目指すものです。
 明治大学・立教大学・関西大学・法政大学との連携のもと進めています。

 気候変動による環境変化や人口増大などの要因により、世界中の人々が食糧に安定的にアクセスすることが難しくなりつつあると言われています。
このプログラムではタイにおいて、食と農の未来を変えるためにイノベーションに挑んでいる起業家や農家等の取り組みに焦点を当て、先駆者の方々との対話や皆さんの実体験を通じて、五感で「食のサステナビリティ」を学びます。
プログラムにはシーナカリンウィロート大学(タイ)の学生も参加し、対話を通じて共に学びました。
 

参加者の体験談

小橋 奈月 さん (キャリアデザイン学部キャリアデザイン学科2年)

今回このプログラムに参加して学んだことは、大きく分けて2つあります。一つ目は、農業に対する考え方です。これまでは農業に対して「大変そう」と、どちらかといえばネガティブな印象を抱いてしまいがちだったのですが、日本で行われた事前研修やタイで実際に目にした農業を通して、この考え方が大きく変化しました。農業を行う場所に応じてそれなりの工夫は必要ですが、その分だけ農業には目に見えない可能性を秘めていると感じるようになりました。
またこのプログラムでは多くのタイ人学生と交流し、自分の視野を広げるきっかけともなりました。特にタイ人学生の優しさや学びに対する積極性に刺激を受け、今後の自分に活かしたいと思っています。

土屋 蓮 さん (法学部政治学科2年)

今回明治大学主催のグローバルシナジープロジェクトに参加してみて食は諸分野に影響を与え得ることを学びました。例えばタイにおける、化学肥料による健康被害、仲介業者へのコストから社会保護や教育の資源削減などが挙げられます。この学びを通して、食は一概に農業に関連していると一言では済まないのだと感じられました。また特に印象的だったのは、持続型農業を行う農場の見学をした際に地域住民と協力してエコツーリズムを行い、互いに信頼関係を構築する姿です。
以上を通して本プログラムの主題である「食のサスティナビリティ」は人々が信頼関係を構築して次世代へ継承するいわゆる「人のサスティナビリティ」があってこそ成り立つのだと考えられました。

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