Our Activity
世界難民の日 映画上映イベントを実施しました
2024.06.21

法政大学では、世界難民の日(6月20日)に合わせ、UNHCR(国際連合難民高等弁務官事務所)難民映画祭の大学パートナーズとして、6月20日(木)に市ヶ谷キャンパスにて映画上映イベントを開催いたしました。
上映したのは、「難民キャンプで暮らしてみたら」という、2⼈のアメリカ⼈⻘年の制作チームが、シリア難⺠が暮らすヨルダンのザータリ難⺠キャンプに1カ月滞在するドキュメンタリー映画です。上映後には帝京大学経済学部国際経済学科 専任講師 伊藤寛了先生をゲストにお招きし、トークイベントを実施いたしました。ヨルダン・トルコの難民についてその歴史や保護制度の変遷を講演いただいた後、質疑応答では参加者からの感想や質問を受け付けました。参加者からは以下のような感想が寄せられました。
「普段の生活の中では、なかなか知ることの出来ない貴重なお話しを伺うことが出来勉強になりました。」
「実際映画やトークイベントを通してとても勉強になったが、同時に今までよく知ろうとしなかった自分に憤りを感じた。」
「誰もが同じ人間であるという、当たり前のことでさえ忘れられてしまうような社会にあって、そのことを証明してくれるような映画だったと思います。トークイベントは分かりやすく、勉強になりましたし、まだまだ知らないこと・知らなければならないことがたくさんあると思わされました。」
「上映に続いて専門家の方からのお話があったため、映画で語られなかった難民の基礎知識が補完され、理解が深まりました。とても有意義な時間となりました。また、UNHCRの活動についても具体的に知ることができ、とても刺激を受けました。複雑化し、正解を模索し続けることが求められる現代において、自分は何をできるだろうか、と考えさせられました。」
「世界の「移動を余儀なくされている人(難民認定者だけでなく)」が1億人を超えていることに驚きました。世界人口から単純計算すると80人にひとりになります。そうしたことを何も知らずにいたので、知ることができてとても良かったです。」
参加者のみなさまにとって、難民問題について目を向け、考える機会となりました。

上映の様子

トークイベントの様子①

トークイベントの様子②

イベント会場