Impact Beyond Campus
「誰かのために」を追求する
経営学部・経営戦略学科
草野 友香


全く話せなかった英語
私は2年次よりHubsというボランティアに参加し、3年次からコアメンバーとして団体を引率しました。Hubsとは交換留学生と本校の学生が交流、支援する団体で、コアメンバーは交流のためのイベントの立案から実行まで行うものです。
一見、コアメンバーはすごくエリートのようなイメージがしますが、私は英語に苦手意識を持っており常に自分の英語力に不安を抱きながら活動していました。
活動を始めた当初は英語が全く喋ることができなかったため翻訳機を使って交流をしたり、必死に単語帳にしがみついていました。しかしながらそんな私にも優しく接してくれる交換留学生の友達が数多くおり、とても心が温かくなったのを覚えています。そして本校の学生と交換留学生の仲をもっと深めたい、この団体をもっと盛り上げたいと感じコアメンバーに立候補することにしました。

最高の思い出を作る手助けを
私はこの活動を通して、考え行動し続ける重要性を学びました。Hubsは200人を超える団体であるため企画に対して様々な意見が寄せられました。中にはイベントの意図が伝わらないこともあり悔しい思いもしました。だからこそコアメンバーの中で、留学生の皆さんが最高の思い出を作つくれるよう手助けをしたいという気持ちを忘れず様々なイベントを実行し続けました。私の一番の思い出は東京タワー観光です。屋外のイベントが難しいとされている中、実行するために力を合わせられた経験は私をとても成長させてくれたと思います。コアメンバーだけでなく学校の職員さんにも御協力いただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
キャリアの展望
私はコアメンバーで培った「誰かのために考え行動し続ける」ことを人材コンサルタントとして活かしていきたいです。この仕事はキャリアを歩む一人ひとりに寄り添って職業を紹介するというもので、お客様の一番重視している価値観を見つめる必要があります。コアメンバーの企画立案という仕事は団体を動かすため寄り添う人の数は違うものの、誰かのために必死に行動した経験は大きなアドバンテージになると確信しています。
誰かのために
また今後の目標として残り1年程ある大学生活でHubsの活動を更に盛り上げたいと考えています。まだHubsの活動は学内に広く認知されておらず、私と同じように英語に対して高いハードルを感じている人も多くいます。しかし誰かのためを思って行動すれば英語は身近なものになるし、大きく成長できます。なによりもかけがえのない経験になります。
拙い文ではありますが、Hubsに興味を持っていただけると幸いです。