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恥はかき捨て - わたしがGラウンジで得たもの

フロントランナー

人間環境学部・人間環境学科卒業
Metro Bank(ロンドン)
筒井 裕太

2026.01

私は法政大学を卒業後、英国・London School of Economicsの修士課程に進み、国際政治経済学を学びました。修了後は英系の銀行にて勤務し、主にビジネスのお客様の口座開設を担当しています。幼いころから「いつかは1人で海外に飛び立ち、たくましく生きていきたい」と願い続け、気が付けば大学院のコース、現在の職場もともに日本人が1人という環境で過ごしています。幼少期からの漠然とした夢を形にすることがきでた、その原点は法政大学のGラウンジだったと思います。

法政大学は日本の大学でもトップレベルで留学生の受け入れ数が多く、キャンパス内で学生同士が英語で会話するのを耳にしない日がないと申し上げても過言ではありません。日本で生まれ、法政大学に入学するまでは留学やインターナショナルスクールなどの経験なかった私は、英語を話せるようになりたいと願いながらも、留学生のコミュニティに足を踏み入れる勇気がわかず、Gラウンジの前を通るたび、留学生の方と、おそらく海外経験が豊富な日本人学生とみられる学生の方が楽しく会話している様子を横目に、逃げるように通り過ぎて行ったことを思い出します。

ようやく勇気を振り絞ってGラウンジに足を踏み入れたのは、2年生になった頃でした。とはいうものの、やはりネイティブや帰国子女の学生の会話についていくのは難しく、作り笑いでごまかしていたことを覚えています。しかしくじけることなく、コロナ禍のオンライン期間も含め、残りの3年間、Gラウンジに足しげく通い続けました。海外留学生との交流が持てたことはもちろん、大学院入試にむけたIELTS対策や出願書類作成においても、大いに活用しました。その甲斐があり、無事英国トップスクールから合格をもらえました。

さて、タイトルにもありますように、「恥をかく」ということが私のエネルギー源であるでしょう。大学院に入って、周りのネイティブスピーカーや英語が堪能なヨーロッパ系の学生に交じってディスカッションをする、会社に入って、自分以外全員がネイティブスピーカーという環境で会議を主導する。これは恥をかくことの連続にほかなりません。とりわけ会社では、スコットランド訛りの部長と上手にコミュニケーションをとることができず、入社して1年経過した今でも、毎回聞き返してばかりいます。それでも、日々自らの英語能力が向上していることも実感しています。恥はかき捨て。それを乗り越えなければ実力はつかない。そのことを最初に教えてくれたのはほかでもなく、Gラウンジであったことは言うまでもありません。


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