格差をこえる国際共修 in フィリピン
格差をこえる国際共修 in フィリピン(2025年度春季)
 
     
					 
					 
					このプログラムは、Intercultural Collaborative Learning(国際共修)をベースとしたものとなります。
日本語を主言語として実施するため、英語力に関係なくテーマや国際共修・国際交流に興味がある方はご参加いただけます。
海外に行ったことがない、英語が苦手だが国際交流をしてみたい、旅行では体験できないローカルな環境を体験してみたい方におすすめです。
2025年度夏季ハイライト動画
2025年度夏季体験談と説明会動画
2025年度春季実施募集要項
2025年10月30日更新
期間
渡航プログラム
2026年2月23日(月)~3月18日(水)24日間
渡航前研修
対面:2025年11月22日(土) 及び 2026年2月2日(月) 午前中
オンライン:2025年12月3日(水)及び 2026年1月14日(水) 17:00開始
渡航後研修
対面:2026年3月26日(木) 午前中
目的・テーマ
目的
- 一歩踏み出して、自発的に行動する力を得る
- 現地学生との交流を通じて、コミュニケーション能力を身に着ける
- Local Immersive(現地の環境に没入する)
- 様々な格差や違いをフィールドワークを通じて現地学生と学ぶ
テーマ
‘Bridging Gaps’(格差を乗り越える)
- Empowering Education(自立した生活を目指す教育)
- Sustaining Life on Land(陸の生態系の保護)
- History of Nikkeijin in Davao City(ダバオの日系人の歴史)
研修先
ミンダナオ国際大学(フィリピン/ダバオ)
テーマに沿ったフィールドワーク先
(イーグル保護センター、育児放棄や虐待を受けた乳幼児の保護施設、日系移民博物館など)
※フィリピンの南部にあるミンダナオ島の中心都市で、マニラとセブにつぐフィリピン第三の都市です。
フィリピン国内でも治安が良く、水道の水質も非常に良いです。ドリアンの産地でもあります
研修内容
Basic English Grammar and Communication
買い物やレストランでの注文など、現地での生活に必要なレベルのサバイバルEnglishを身に着けます。
NIHONGO tutorial
参加学生がグループに分かれて、現地学生の日本語授業にて、日本語文法とコミュニケーションを教える経験をし、異文化コミュニケーション能力や自発性を養います。
日本語講師のサポートのもと、日本文化の紹介など参加学生自身が工夫しながら現地学生へ日本語を教えます。
Japan and Philippines Culture and Relations
フィリピン文化とフィールドワークに関する事前講義を受けます。
フィールドワーク
Empowering Education(自立した生活を目指す教育)
- Reception and study center for children(育児放棄や虐待を受けた乳幼児の保護施設)
- Specially Gifted Angels Learning Center(自閉症児童の教育施設)
訪問前に施設がどんな場所か学び、訪問時に何を持っていくと喜ばれるか考え、現地で実際に買い物をし施設に持っていきます。
また、訪問先で子供たちとどのようにして遊ぶかを考え、準備をします。
複雑な背景を持つ子供たちですが、最後には笑顔で交流ができるよう現地学生と一緒に考えていきます。
Sustaining Life on Land(陸の生態系の保護)
- Malagos garden(ファームツーリズム)
- Philippine Eagle Sanctuary(絶滅危惧種であるPhilippine Eagleの保護区)
Malagos gardenは環境と観光の両面に配慮した施設となっており、エコツーリズムを体験することができます。
Philippine Eagle Sanctuaryでは、絶滅危惧種であるPhilippine Eagleの保護の実態を体験することができます。
History of Nikkeijin in Davao City(ダバオの日系人の歴史)
- IMIN museum(ミンダナオの日系移民博物館)
- Japanese cemetery(日本人墓地)
- Monument of Ohta Kyozaburo(ダバオの発展に貢献した日本人のモニュメント)
- Museo Dabawenyo(ダバオの地域歴史博物館)
日本とダバオとは非常に強い関係性があります。ダバオには第二次世界大戦前に約2万人の日本人が住んでいました。
第二次世界大戦に敗戦後、ダバオの日系人は差別や貧困に苦しみました。
また、日本国籍の取得も難しい方が多く、研修先のミンダナオ国際大学は、そんな日系人のために作られた大学となります。
ここではあまり知られていないダバオと日本との関係にスポットを当て、歴史を通じて日本とフィリピンの関係やその将来について考えます。
その他、在ダバオ日本総領事館訪問、Barangay captain of Mintal訪問
※フィールドワーク先は現時点の予定となり、今後変更の可能性がございます。
最終プレゼンテーション
テーマを1つ選択し、参加学生とフィリピン学生が日本語(英語)でプレゼンテーションを行います。
フィールドワークと日本語チューターの成果発表の場になります。
使用言語
日本語(英語を補助)
英語力は不要です。国際共修とテーマに関心がある方の参加をお待ちしています。
参加要件
- 1年次~4年次に在籍している学部生(通教生除く)※語学要件、GPA要件はありません。
- 意欲をもって、主体的に本研修に参加できる方。提出物等の期限が遵守できる方。国際交流課からの連絡に迅速に対応できる方。
- 費用面含め、本研修への参加に対して保証人のご理解が得られる方。
- 「参加に際しての重要な注意事項」を全て理解・同意していること。
- 渡航前研修を含む全日程に参加ができること。
募集定員
12名(最低催行人数6名)
応募方法
こちらのフォームからご応募ください。
募集期間 2025年10月31日(金)~11月13日(木)
※先着順に受け付けを行います。
修了書
渡航前研修及び現地渡航研修を通じて所定の成績をおさめた学生には、現地で修了証が発行されます。
*大学からの単位の付与はありません。
参加費用
430,000円(予定)
※上記費用は確定料金ではありません。為替レートの変動等から、確定金額は参加者決定後(12月中旬予定)にお伝えいたします。
※参加人数が12名より少なくなる場合、費用が変更となる可能性がございます。
参加費用に含まれるもの
- プログラム費用
- ホテル代(朝食付) 2人部屋(参加者が奇数の場合、1名のみ1人部屋)
- フィールドワーク費用(交通費含む)
- 往復航空券(エコノミークラス利用)
- 海外旅行保険料
 ※法政大学以外の参加者の方は、各大学指定の海外旅行保険に加入いただきます。
参加費用に含まれないもの
- 渡航手続き諸費用(パスポート取得時の印紙代等)
- 自宅⇔空港間の交通費(往復)
- 現地での食事代(昼食と夕食)
- 現地での交通費、個人的な小遣い、通信費、その他雑費
その他
プログラム内で実施する日本語チューターについて、報酬が2,000ペソ(約5,000円)/週が現金で支給される予定です。現地での食事など自由に利用することができます。
支払い
参加決定者は、11月28日(金)までに申込金50,000円を法政大学の指定口座に振り込んでください(振込先情報等は別途お知らせいたします)。参加費用総額が確定しましたら残金納入のご案内を差し上げます(2026年12月を予定)。納入済みの申込金は参加費用に充当します。
旅行会社への申込書(お伺い書)提出後のキャンセルは、所定のキャンセル料がかかります。また12月1日以降のキャンセルの場合、いったん費用は全額お支払いただき、キャンセル料を差し引いた金額を後日返金いたしますので、予めご了承ください。
奨学金
本プログラムは、「法政大学短期海外研修奨学金」の対象となります。
支給額:90,000円
採用人数:4名(予定)
対象:法政大学在籍の学部生
詳細は、奨学金募集要項の欄をご覧ください。
宿舎
ホテル(朝食付) 2人部屋(参加者が奇数の場合、1名のみ1人部屋)
注意事項
- 本研修は「パックツアー」ではありません。大学はオリエンテーション、航空券手配代行、情報収集および情報提供、その他サポート全般をいたしますが、参加にあたっては参加者ご本人の主体性が求められます。「研修」であることをご本人、保証人が理解した上で、お申込みください。
- 本要項に記載の参加費用は推定金額です。航空運賃、燃油代、為替相場の変動等により、参加費用は変動します。ご応募の際は、余裕を持った資金準備をお願いいたします。
- 本研修先は、本学教職員の引率・同行はありません。
- 参加者は、大学指定の海外旅行傷害保険の加入が義務付けられます。
- 参加者全員が同じ航空便での出発・帰国とします。研修開始前・終了後の滞在延長は出来ません。
- 各種課題や手続き等に関し、国際交流課からの指示に従っていただけない場合、及び、ご本人と連絡がつかない場合などは、参加をお断りすることがあります。
- お申し込み後のキャンセルは原則お控えください。正当な理由がなく、参加確定後にキャンセルをされる場合、今後の海外研修へのお申込みをお断りする場合があります。各プログラムの日程をよく確認の上、参加できる方のみ、お申込みください。また、プログラム申し込み後に参加をキャンセルする場合、キャンセル料が発生する場合があります。キャンセル料が発生する場合には、全額自己負担となりますのでご注意ください。
- 研修参加者と大学との連絡はメールにて行います。大学からのメールが届いていないかこまめに確認してください。
- 研修先国の現地情勢の変化や留学先大学の都合等により、プログラム実施が予告なく中止となることがあります。また、参加者数が本学又は各研修先の定める最少催行人数に達しなかった場合等、研修先大学の都合により、プログラムの中止やプログラム内容の変更が行われる場合があります。