Go Global Hosei 2022
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イギリス中国フィンランドカナダデンマーク台湾アメリカオーストラリアドイツ希望する海外の大学から受入れ許可を得て本学に申請をし、所属学部の審査を経て2~4年次の半期または約1年間私費留学する制度です。留学先大学で取得した単位は、帰国後に30~60単位を限度に法政大学の卒業所要単位として認定されます。法政大学と留学先の両方に学費を支払う必要がありますが、「開かれた法政21・認定海外留学奨学金」(30万円)、「後援会認定海外留学奨学金」(10万円)、「グローバルキャリア支援基金による海外留学支援奨励金」(25~50万円)等の返還不要の奨学金制度があります。また、本学協定校のボイシー州立大学やミネソタ州立大学マンケート校(アメリカ)、オーストラリア・カソリック大学やボンド大学(オーストラリア)での認定海外留学制度による私費留学制度も実施しています。※奨学金は半期留学の場合、半額支給。14学部において、学部独自の留学制度であるスタディ・アブロード(SA)プログラムと学部の専攻に合わせた特徴のある様々な海外研修がカリキュラムに組み込まれて行われています。2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、渡航して実施予定だった学部独自の留学・海外研修制度は中止となりましたが、文学部の国際哲学特講(ドイツ・フランス)、国際文化学部の海外フィールドスクール(フィリピン)、キャリアデザイン学部のキャリア体験学習(ベトナム・台湾)についてオンラインを活用して実施し、計43名の学生が参加しました。認定海外留学制度 ~希望する大学への私費留学~学部独自の留学・海外研修制度 藤田真亜子さん2021年度夏季短期語学研修協定校オンラインプログラム参加文学部 英文学科 1年生(参加当時)新型コロナウイルス感染症の影響で1年生の夏の留学を諦めていたところに、グローバル教育センターからのメールでこの研修制度を知りました。対面での留学と違ってきちんと成果が得られないのではと不安もありましたが、家でずっとだらだらと過ごすよりは、と思い参加を決めました。研修中の授業内では、日替わりでファシリテーターを務めたり、授業最後のプレゼンテーションでは原稿やパワーポイントで資料を作ったりするなど、英語力だけではなく統率力やプレゼン力も身に付きました。さらに、グループでの会話練習のトピックは興味を持ちやすいものが多く、分からない単語があった際は日本人同士助け合って会話を繋げていたので、間違えることが怖いと思わずにリラックスして英語力を伸ばせました。また、平日朝から毎日授業があるのは大変でしたが、私の選んだプログラムは13時頃には終わるので、アルバイトや遊びの予定とも十分に両立出来ました。なかなか海外との繋がりが持てないコロナ禍で、こういった機会をくださったことに感謝しています。ありがとうございました。オンライン留学短期語学研修制度夏休みと春休みの2~4週間程度、語学力の向上を目指して、マレーシア・アメリカ・カナダ(英語)、中国・台湾(中国語)、韓国(朝鮮語)、オーストリア(ドイツ語・夏季のみ)、フランス(フランス語)、スペイン(スペイン語)の各協定大学で実施する留学制度です。研修は各協定大学付属の語学機関にて行われます。学部や学年、語学レベルや学業成績にかかわらず、全ての学部生が応募可能です。留学先では個人の語学力に応じたレベル別の授業を行っているため、初級者から上級者まで幅広く対応しており、初めて海外に行く方や、将来長期留学を考えている方にも適した制度です。また、課外活動や文化体験を通じて、留学先の社会や文化に触れることが出来るのも魅力です。学部によっては、所定の要件を満たすことで単位の認定も可能です。2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、夏季・春季ともに各協定校(フランスを除く)の提供するオンラインプログラムを代替として実施し、多くの学生が参加しました。また、オンラインプログラム受講時においても、渡航プログラムと同様に単位の認定を行いました。実際にオンラインプログラムに参加した学生からは「渡航しての留学と比較しても遜色のない授業内容だった」、「クラスには意欲のある生徒が多く、刺激を受けて自分のモチベーションも上がった」といった声が寄せられました。【過去10年の認定海外留学生の留学先国・地域】14全学部独自の留学制度・海外研修制度を実施している学部

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