Go Global Hosei 2022
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学生の海外派遣学生が海外に出て、語学力の向上だけでなく、異文化への理解を通じて広い視野を持てるよう、様々な海外プログラムを実施しています。また、2021年度より入学後間もない学生を対象とした留学に対する奨学金制度を新たに開始しました。全学部対象の留学制度で、3・4年次に世界各国の協定校に半期または約1年間留学する制度です。学内選考試験に合格した派遣留学生全員に返還不要の奨学金が支給されるほか、法政大学の学費を通常通り納入することで、派遣先大学の授業料は全額免除されます。派遣先大学では主に学部の授業を履修し、取得した単位は帰国後に30~60単位を限度に法政大学の卒業所要単位として認定されます。2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、一部の大学で渡航を伴う留学を実施しました。また、並行してオンライン留学も実施しました。派遣留学制度 ~協定校への交換留学~賀部寿仁さん(写真後列右から2番目)2021年度トルーマン州立大学(アメリカ)派遣留学生スポーツ健康学部 スポーツ健康学科 3年生(参加当時)田尾小波さん(写真上段中央)2021年度上海外国語大学(中国)派遣留学生文学部 史学科 4年生(参加当時)コロナで不安もありましたが、国際交流課の職員の方をはじめとした支えがあり、派遣留学を無事に終えることが出来ました。私は「タイムマネジメント能力を向上させるために、ハードなスケジュールを走り留学したのは「自信が欲しかった」から。結果は半分成功で半分失敗でした。落胆したのは国を変えたくらいでは変わらない自分の欠点を自覚した時でした。希望を持ったのは、変われなくても不甲斐なくても開き直ってきる」を目標にし、留学に挑みました。専攻の授業や語学はもちろん、日本語クラブ、射撃クラブ、ローラーホッケークラブに参加し、また友達と小さなサッカーチームを作り、大学が主催するリーグ戦に参加しました。日本で行っていたオンラインのアルバイトも続け、さらに法政大学の卒業論文も、コロナの影響で特別に取り組むことが出来ました。初めは膨大な量の用事に圧倒されそうになりましたが、徐々にコツを掴み、挫折することなく、やりきることが出来ました。結果、効率的に予定をこなすスキルを身に付けると共に、より満足の出来る留学になりました。これは、語学や専攻の、勉強面における目標だけでなく、もう一つのレール、私生活において改善したいこと、達成したいことなどの、目的と目標を持ったおかげだと思います。手と頭を動かせば、少しずつ問題を解決できると知った時です。「クラス替え申請」で実力以上の授業に挑戦、授業に追いつけなくて、ロシアのクラスメイトと必死に復習しました。同時に東京で中国茶のアルバイトを始め、習ったことを活用、通じなければ教科書を読みました。初めは毎日失敗の連続でしたが、今ではメニューの日本語を考える等、重要な仕事を頂いています。オンラインでも留学は無駄ではありませんでした。会えないから、繋がった友人をこの上なく大切に思えます。お互いを知りたいと思えます。これを読んでいる方は悔いのない、ワクワクする方を選んでください!どちらに進んでも応援しています!渡航留学オンライン留学70100●派遣留学奨学金(半期留学の場合は半額支給) アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ドイツ、 オーストリア、スイス、チェコ、オランダ、フランス、デンマーク、スウェーデン、イタリア、ロシア、スペイン、韓国の協定校に留学する場合 中国、台湾、タイ、マレーシア、ウズベキスタン、メキシコの協定校に留学する場合合格者全員          万円合格者全員       万円ヨーロッパ12カ国・地域 28校派遣留学先大学22カ国・地域65大学・機関※2022年2月末時点アジア6カ国・地域 19校北中米3カ国・地域 14校オセアニア1カ国・地域 4校

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