国際交流プログラム

2017年度日本・カナダ学生フォーラム募集要項

Reconsidering the Studies of the Humanities in the Age of Technology and Innovation

今年の日本・カナダ学生フォーラムは「 Reconsidering the Studies of the Humanities in the Age of Technology and Innovation」をテーマに,桜美林大学町田キャンパスを会場として行います。

 急激に変化する人口、気候変動、限られた天然資源、富裕層と貧困層の格差問題。こうした問題はいつでも国家間、個人間の対立の原因になりえます。このようなグローバルな問題を解決するために、人々は往々にして技術の進化に大きな期待を寄せます。人工知能(AI)、宇宙開発、自動運転の乗り物、ナノテクノロジーなどの自然科学分野の研究に対して、公的・私的セクターから巨額の資金が投じられています。人々の生活を一変させるようなブレークスルーを多くの人々が享受できるであろうとの期待があるからです。
 一方で、人文科学に対する疑念が世の中に広がりつつあります。哲学、文学、歴史など人文科学を研究する研究者や大学の学部は、予算の縮小に対応せざるを得なくなっています。自然科学分野、テクノロジー、工学分野に比べて実用性に劣る研究であると考えられた結果かもしれません。はたして、人文科学が社会に貢献できていない、自然科学分野のほうが役に立つ、というのは事実なのでしょうか?

  1. そうだとすると、なぜこのような論調が日本でも、カナダでも流布されているのでしょうか?
  2. どのような要素が人々を人文科学不要論へ駆り立てるのでしょうか?
  3. あるいは人文科学が危機に直面しているのではなく、変革期に差し掛かっているだけなのでしょうか?
  4. 科学的思考や革新的なアイディアは人文科学の助け無しに成立しうるのでしょうか?
  5. 世界平和のような課題解決にあたるとき、われわれは人文科学を学んだほうがよい、あるいは学ぶ必要はないのでしょうか?
  6. グローバルイシューの解決策を模索するとき、人文科学とそれ以外の学問領域ではどのような違いがあるのでしょうか。
  7. グローバルイシューを解決するために、研究者、教員、学生は学部の壁を乗り越えてどのような協働ができるのでしょうか。

 このフォーラムでは、日加の学生が1週間をともに過ごし、専門家からの講義、ディスカッション、グループワークなどを通じて現代の人文科学研究が求められている役割、貢献を、とくに日加の社会や文化を背景に考察します。

 本フォーラムは,以下のスポンサーの協力を得て開催されます。

-アルバータ大学高円宮記念基金
-日加戦略的留学生交流促進プログラム 日本コンソーシアム
-国際交流基金

フォーラムの実施場所

桜美林大学 町田キャンパス・PFCキャンパス
 ※JR横浜線淵野辺駅下車すぐ
(修了式)カナダ大使館 

フォーラム参加学生募集人数

法政大学から1名

 実施日程およびプログラム内容(予定)

2018年2月16日(金)~2月25日(日) 10日間

日 程 イベント
2018年216 カナダ学生出発(翌日着)
2月17 カナダ学生・日本学生到着、ウェルカムパーティー
2月18日 オリエンテーション、講義
2月19日 講義、グループワーク
2月20日 フィールドワーク
2月21日 グループワーク、プレゼンテーション準備
2月22日 グループワーク、プレゼンテーション準備
2月23日 最終プレゼンテーション、修了式、レセプション
2月24日 フィールドトリップ
2月25日 カナダ学生日本出発、日本学生解散

 応募条件

  • 次の条件をすべて満たす加盟大学の学部生および大学院生
    ・日本・カナダコンソーシアム加盟大学に在学する学部生・大学院生で、各大学により推薦された者。(フォーラムの性質上、3~4 年生を優先的に審査しますが、その他学年の方の応募も歓迎します)
    ・日常的なコミュニケーションのみならず,英語による資料作成,議論,プレゼンテーションのスキルを有する者。
    ・前年度の成績を以下の計算式に当てはめ,成績評価係数が2.0以上の学生を優先する (JASSO成績評価係数)

  • (A+の単位数×3)+(Aの単位数×3)+(Bの単位数×2)+(Cの単位数×1)+(DまたはEの単位数×0)
    総 登 録 単 位 数

  • ・今年度フォーラムテーマ「Reconsidering the Studies of the Humanities in the Age of Technology and Innovation」に強い関心を持ち,これに関連した事項,また自分が所属大学で学ぶ内容との関連性について充分に情報収集,研究を行ったうえでフォーラムに臨む意欲のある者。
    ・事前・事後学習を含む,全行程を通じて参加し,計画された旅程に沿って行動できる者。
    参加内定後の参加辞退は認められませんので、プログラムの条件や詳細を良く確認の上、応募してください。

評価方法と基準

事前課題10% 出席・参加20% グループプロジェクト50% 最終レポート20

 参加費

無料

 助成

参加者に対して,以下のとおり助成を行う。
・プログラム期間中の宿泊費
 *桜美林大学近辺の宿舎,また東京都内の宿泊施設に宿泊予定
・プログラム内で発生する交通費(自宅~会場までの交通費は自己負担)

助成対象外となるもの(参加者自己負担)
・参加学生の自宅最寄り駅から会場までの交通費
 (地方より参加する学生には主要都市間の交通費を支給)
・プログラムに関連しない交通費
・食費
・宿泊先でのインシデンタルチャージ

提出書類

参加申込書(※こちらよりダウンロードしてください。)

提出場所 グローバル教育センター国際交流課(市ヶ谷、多摩)
     小金井学生生活課国際交流支援室
提出期限 2017年 11月 15日(水)17時まで

選考方法

法政大学から送付される推薦基準を基に,日加議長校の協議の上決定。

決定時期

2017年12月中旬(予定)

その他

・最新のフォーラム日程表はコンソーシアムのWEBページにて随時更新いたします。
・昨年のフォーラムの様子はこちら

問い合わせ先

法政大学グローバル教育センター(担当:松田・大原)
電話:03-3264-9662
e-mail:haken@ml.hosei.ac.jp(問い合わせの際は@を半角にしてください)