国際交流プログラム

2016年度日本・カナダ学生フォーラム募集要項

Immigration Policies and National Borders: Integration and Exclusion

 今年度の『日本・カナダ学生フォーラム』は、「Immigration Policies and National Borders: Integration and Exclusion」をテーマに、ブリティッシュ・コロンビア大学を会場として行います。 

 移民問題は、今日の世界が抱える最も重要な問題の一つです。ヨーロッパでは、イスラム国の台頭により、シリアなどからの難民流入が深刻化し、世界中で難民受入の在り方が問われています。また、アメリカの大統領選挙では、不法移民への対応が大きな論点となっています。日本、カナダにおいては、移民は両国の経済発展に大きな貢献を果たしてきました。歴史的にみてもカナダは毎年一定数の移民や難民を受け入れる移民大国であり、近年日本においても人口減少に伴う労働力不足を補うために出稼ぎ労働者としての移民の受入が議論されています。しかしながら、両国共に依然として移民の受け入れに厳しい審査を設けており、移民の経済的、社会的、宗教的、または思想的背景がしばしば受入の判断に影響を与えています。

 本フォーラムは、上記のテーマについて、共通の問題意識を持った日本、カナダの学生が集い、問題解決策を探るための(1)専門講義とそれに基づくディスカッション、(2)テーマ別グループワーク、(3)最終プレゼンテーションから構成され、日本およびカナダ側の参加者の混合チームをベースとして進められます。今年は、移民研究で有名なブリティッシュ・コロンビア大学において、専門家の講義を予定しております。使用言語はすべて英語となります。 地球規模の課題に対し様々な角度から議論を行うため、文系・理系問わず幅広い専門分野から学生の応募をお待ちしております。

  ディスカッションの主要トピックは,以下のとおりです。

  1. Should Japan, Canada, and other developed countries open their doors to economic immigrants and refugees? What policies should each country adopt to keep a balance between economy and population increase by immigration? Should Japan and Canada take refugees from humanitarian standpoints? How should they cope with ideological and security issues that might threaten both countries?
    日本やカナダを含む先進諸国は、経済移民や難民を広く受け入れるべきか。各国は移民による経済効果と人口増加のバランスを保つために、どのような移民政策を導入するべきか。日本とカナダは、人道的見地から、難民を受入れるべきか。両国は、自国を脅かす可能性のある政治的イデオロギーや治安問題にどのように対処するべきか。
  2.  How could we promote peaceful co-existence with ethnic minorities? What is the best way to promote integration? What policies do we need to eliminate discrimination based on religion, race, and/or ethnicity?
    エスニック・マイノリティーと平和的に共存するためには何が必要か。エスニック・マイノリティーが社会に溶け込むための最善の方策は何か。宗教的、人種的、民族的差別をなくすためにはどのような政策が必要か。
  3. How should immigrants’ and refugees’ rights be protected in their new countries? Should the respective governments provide welfare, education, and other services to the newcomers? 
    受入国において、移民や難民の権利はどのように守られるべきか。各国政府は、移民に対して福祉、教育などの社会的サービスの提供を行うべきか。

 本フォーラムは,以下のスポンサーの協力を得て開催されます。

-アルバータ大学高円宮記念基金
-日加戦略的留学生交流促進プログラム 日本コンソーシアム
-国際交流基金
-三菱UFJ国際財団
-日本学生支援機構

フォーラムの実施場所

ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ・バンクーバー) 

フォーラム参加学生募集人数

法政大学から1名

 実施日程およびプログラム内容(予定)

2017年2月18日(土)~2月26日(日) 9日間

日 程 イベント
2017年218 成田空港集合~バンクーバー到着
2月19 オリエンテーション、レセプション
2月20日 講義、フィールドトリップ
2月21日 講義,グループワーク
2月22日 講義,グループワーク,フィールドトリップ
2月23日 グループワーク
2月24日 最終プレゼンテーション、修了式、レセプション
2月25日 終日自由行動
2月26日 バンクーバー出発 (227日 成田着)

 応募条件

  • 日本・カナダコンソーシアム加盟大学に在学する学部生・大学院生で、各大学により推薦された者。
    (フォーラムの性質上、34 年生を優先的に審査しますが、その他学年の方の応募も歓迎します)
  • 日常的なコミュニケーションのみならず,英語による資料作成,議論,プレゼンテーションのスキルを有する者
  • 前年度の成績を以下の計算式に当てはめ,成績評価係数が2.0以上の学生を優先する。

     (A+の単位数×3)+(Aの単位数×3)+(Bの単位数×2)+(Cの単位数×1)+(DまたはEの単位数×0)
                        総登録単位数

  • 今年度フォーラムテーマ『Immigration Policies and National Borders』に強い関心を持ち、充分に情報収集、研究を行ったうえでフォーラムに臨む意欲のある者。
  • 事前・事後学習を含む,全行程を通じて参加し,計画された旅程に沿って行動できる者。

参加内定後の参加辞退は認められませんので、プログラムの条件や詳細を良く確認の上、応募してください。

評価方法と基準

  事前課題10% 出席・参加20% グループプロジェクト50% 最終レポート20

 参加費

  8万円(日本側参加学生の国際航空券代の一部に充当)
  ※ 2016年12月頃にお支払いいただく予定です。
  ※ なお、本プログラムは、日本学生支援機構の海外留学支援制度に採択をされているため、8万円の奨学金が
    支給され、参加費は実質無料となります。

 助成

参加者に対して,以下のとおり助成を行う。  
・ プログラム期間中の宿泊費
・ 最寄り空港からバンクーバー国際空港までの往復航空運賃

助成対象外となるもの(参加者自己負担)
・ 自宅最寄り駅から最寄り空港までの往復交通費
・ カナダ国内の交通費
 (現地空港~ホテル間、ホテル~現地大学間、フィールドトリップ等プログラム内で発生する交通費も対象外)
・ 食費
・ 宿泊先で宿泊費以外に発生する費用(電話代、ランドリー代、ホテルに損害を与えた場合の損害賠償金等)
・ ETA申請費用(7カナダドル)
・ 海外旅行保険加入代
・ パスポート取得費用(未取得者のみ)

提出書類

参加申込書(※こちらよりダウンロードしてください。)

提出場所 グローバル教育センター国際交流課(市ヶ谷、多摩)
     小金井学生生活課国際交流支援室
提出期限 2016年11月9日(水)17時まで

選考方法

  法政大学から送付される推薦基準を基に,日加議長校の協議の上決定。

決定時期

2016年12月中旬(予定)

その他

最新のフォーラム日程表はコンソーシアムのWEBページにて随時更新いたします。

2017 JACAC Student Forum Info

問い合わせ先

法政大学グローバル教育センター(担当:松田・石田)
電話:03-3264-9662   e-mailic@hosei.ac.jp