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2016年度
2016.12.19

國立政治大学・淡江大学(台湾)短期留学プログラムを本学で受け入れました

 11月23日(水)に台湾の國立政治大学および淡江大学より短期留学生45名(学生43名、教員2名)を市ヶ谷キャンパスにて受け入れました。このプログラムは本学の協定校である國立政治大学主催の短期留学プログラムです。日本企業の研究を目的として、両大学の経営学を学ぶ学生(学部生・大学院生)が、本学教員による特別講義の受講、企業訪問などを行いました。

 企業訪問や本学での特別講義を通じて、参加者は日本企業の経営方針や海外展開について理解を深めました。特別講義は福岡 賢昌准教授(GIS学部)により「Global business management in Japanese companies」をテーマに行われました。講義は全て英語で実施され、学生は教員の話に熱心に耳を傾けました。また、企業訪問では担当者によるプレゼンテーションや各社の最新技術を実際に体験することで、日本の経営手腕や今後のビジョンを知ることができました。また質疑応答も活発に行われ、参加者の関心の高さが伺えました。

 本プログラムでは経営学部田路ゼミナールの学生との合同ワークや歓迎レセプションも行われ、本学学生との交流も深めることができました。本プログラムを通して、台湾の学生は日本の企業への興味関心が一層高まったようです。さらに本学の学生にとっても、同年代の台湾の学生と交流できたことは大きな刺激となり、国際交流の重要性を感じる良い機会となりました。今後も学生や教員が相互に交流を深めることを約束し、この短期留学プログラムを締めくくりました。


福岡 賢昌准教授(GIS学部)による特別講義

レセプション参加者の集合写真

株式会社日立製作所への訪問では企業の歴史や事業展開を学びました

株式会社NTTドコモR&Dセンタ「WHARF」で最新の技術を体験しました

國立政治大学は1927年創立の国立大学です。蒋介石が初代学長を務めた中国国民党中央党務学校を前身とし、1946年に中央政治大学と中央幹部学校が合併したことにより、1946年國立政治大学が誕生しました。現在では幼稚園から博士課程までを擁する台湾を代表する国立大学の1つです。本学とは学生交換協定を締結しており、来年度より学生交換プログラムを開始する予定です。
淡江大学は1950年創立の私立大学です。淡江英語専科学校が前身となり(後に「淡江文理学院」と改称)、現在では台湾の大学の中でも非常に高い就職率を誇っています。本学とは学生交換協定を締結しており、2015年度より学生交換プログラムを開始しました。
なお、法政大学内には「日本台湾教育センター」が設置されており、淡江大学の事務局が運営を任されています。このセンターは日台間の学術文化交流推進のための役割を担い、様々な活動を行っています。

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