ニュース

2015年度
2015.10.02

Gラウンジ講演会「ドイツのイクメン事情に学ぶ」を開催しました

グローバル教育センターでは、文部科学省「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」のGIS(グローバル教養学部)充実化プロジェクトの一環として、9月21日(月)に市ケ谷キャンパスGラウンジにて、「ドイツのイクメン事情に学ぶ」と題し、講演会を開催しました。
ゲストスピーカーとして、ドイツの非営利団体「Berlin Fathers’ Centre」の代表・設立者であるエバーハルト・シェイファー氏をお迎えし、ご本人の活動に基づく講演をしていただきました。

日本では、近年、共働き世帯や離婚率の増加等の家庭状況の変化により、男性が育児に参加できる環境の必要性が高まっています。それはドイツでも同様で、シェイファー氏は、育児中の男性のためのカフェを運営し、シングルファーザーへのコンサルタント業務も行っています。

講演では、子供を連れてカフェを訪れる男性にとって、カフェが父親同士の情報共有や育児へのモチベーションを得る場所になっていること、シングルファーザーが増えている中で、コンサルティングが彼らにとって大きなサポートになっていることをお話しいただきました。
また、一般的には、母親のサポートをするのが父親の役割であると思われがちですが、父親も、母親と同様に主体となって育児を行えるようになることの重要性が強調されました。

参加した学生たちは熱心に講演に聞き入り、終了時間を過ぎても質問が絶えないなど、男性の子育てについて考える貴重な機会となりました。

グローバル教育センターでは、これからも様々なテーマでイベントを開催します。詳しくはグローバル教育センターウェブサイトまたはGラウンジでお知らせします。
また、グローバル教育センターのFacebookも開設しておりますのでご確認ください。「いいね!」をしていただくと最新情報のチェックに便利です。
グローバル教育センターFacebook

シェイファー氏の来日講演は、平成24年~27年度の科学研究費補助金(基盤研究(B)課題番号24330153)の助成によるプロジェクト「グローバル化時代の日本男性のワーク・ファミリー・バランスに関する研究」(研究代表者:高橋美恵子、研究分担者:松田智子、釜野さおり、斧出節子、善積京子)の一環を成すものです。

 

DSC03316 DSC03319

<問い合わせ先>
 法政大学グローバル教育センター事務部
 グローバルラーニング課
 市ケ谷キャンパス 58年館2階
 TEL: 03-3264-4088
 E-mail: global@hosei.ac.jp(@を半角にしてください。)

  • 各国別留学情報