イベント

2019年度
2019.10.29

UNHCR WILL2LIVE Cinema パートナーズ:学内映画上映会について

法政大学では、UNHCR WILL2LIVE Cinema パートナーズとして、学内映画上映会を行います。本イベントは、明治大学・関西大学との3大学連携協力協定に基づき開催いたします。

上映作品

「アイ・アム・ロヒンギャ」

2018年難民映画祭にて上映された「アイ・アム・ロヒンギャ」を上映します。

あらすじ
ミャンマーから命がけでバングラデシュに避難したロヒンギャ難民たち。やがてカナダのオンタリオ州へ定住し、生活をあらたに立て直そうと奮闘する。14人の若者が、過去に負った拷問、殺人、レイプ、焼討ちといった壮絶
な経験に苦しみながらも、地球上で最も迫害を受けている民族といわれるロヒンギャの人々の現実を世界の
人々に伝えるために立ちあがった。演劇を通じて、自身の経験、トラウマ、アイデンティティに向き合い、若者た
ちはその過程で大きく成長していく。彼らを突き動かすのは、忘れてはならない悲劇を伝えていかなければなら
ないという使命感であった。

予告編

「世界と日本における難民の今」

映画上映の後、講師として加藤丈太郎先生をお招きし、世界と日本における非正規移民・難民の現状や課題について、ご講演いただきます。シリアなど難民となる人の数は増加する一方で、欧州で受け入れに関する問題が発生しています。日本での移民・難民の受入れについて様々な議論がなされています。
このような現状について、わかりやすく解説いただきます。

講師経歴

早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士後期課程在籍
日本学術振興会特別研究員(DC2)、法政大学兼任講師、聖心女子大学、東京女子大学非常勤講師
大学時代、ロンドンで黒人家庭にホームステイしたことをきっかけに人種差別・移民/難民問題の解決に関心を持つ。NGOにて非正規滞在者(ビザを持たない外国人)の在留資格取得の支援に携わった後、2017年4月より現所属。
専門は国際労働移動、国際社会学。非正規滞在者、移民と難民の混在移動、移民政策に関心を有する。
2018年8月から2019年2月までニューヨーク市立大学クィーンズ校の訪問研究者として、ニューヨーク周辺に暮らす非正規移民について調査を行った(成果は2020年2月に共著として出版予定)。授業では、ベルリン在住のシリア難民とskypeをつなぎ、難民と学生の対話する場を設けた。
論文に「『不法性』と共に生きる―非正規滞在者が日本で暮らすことを可能とする要因は何か―」(『移民政策研究』11号)、著書に『多文化共生 人が変わる 社会を変える』(共著、にほんごの凡人社)などがある。

日時

2019年11月29日(金)17:00~
映画上映及びテーマに関連したワークショップ・講演

場所

市ヶ谷キャンパス
ボアソナードタワー26階スカイホール
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/index.html
※ページ下部6番の建物です。

参加申し込み・定員

以下のフォームからお申込みください。参加費は無料、定員は先着150名となります。
https://ws.formzu.net/fgen/S87317335/

後援

国連UNHCR協会

問わ合わせ

法政大学グローバル教育センター国際交流課
03-3264-9662
ic@hosei.ac.jp